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  1. ja.wikipedia.org › wiki › 橋本一橋本一 - Wikipedia

    橋本 はしもと はじめ、1968年 1月17日 - )は、日本の映画監督。元東映所属。

  2. 橋本一は新潟出身の映画監督で、東映に入社後京都撮影所で助監督を務めた。「相棒」シリーズや「探偵はBARにいる」などの人気作品を手がけ、最新作は「仁義なき幕末 龍馬死闘篇」(2023年公開)。映画.comでは橋本一のプロフィール、作品情報、写真、動画、関連記事などを紹介している。

    • 北斎はなぜ波を描いたのかを問い続けながら
    • 北斎は「絵は世界を変えられる」ということを、本気で信じていた人
    • 北斎の生きた時代と現代における表現の不自由さ
    • 本物の浮世絵へのこだわり、細部に宿るリアリティ
    • 北斎の生涯を四季になぞらえた構成、老いていく映像
    • 人間はどこかで、この人生に続きがあって欲しいと思っている

    ——橋本監督はプロットの段階から本作に関わっていらっしゃるとうかがいました。北斎の生涯を描く本作において、北斎の人物像はどのように構築されていったのでしょうか。 「彼はあの時代になぜ絵を描き、なぜ波を描いたのか、という問いからスタートしました。おそらくこれは完璧な一つの正解というものはない問いで、撮影現場でも、俳優さんたちとずっと考え続けていました。 北斎の人物にまつわる資料としては、明治期に書かれた『葛飾北斎伝』が知られています。ですが僕は、ここに書かれていることが全てではないだろうと思うんです。たとえば北斎は93回も転居をしたと言われていますが、そこには本人の意向とは別の事情もあったかも知れません。著者の飯島虚心は、北斎とは身分が異なり旧幕臣ですし、一つの側面だけが切り取られている可能性...

    ——橋本監督が抱く北斎像のイメージを、より具体的にうかがえますか。 「北斎は、政治権力に与しない、自由奔放で絵ひと筋の人だったと考えています。ですが、浮世絵は大衆の娯楽ですから、ただ自分の好き勝手に描いていたわけではなくて、自分の作品の受け手のことを意識し、作品をどう届けるかということに非常に心を砕いていた人なんだろう、と。 そうして彼は『絵は世界を変えられる』ということを、本気で信じていた人なんじゃないかと思っています。『神奈川沖浪裏』が発売されたときの当時の人々の衝撃は相当だったでしょう。この波が巻き起こした世の中のうねりみたいなものは、もはや娯楽の域を越えていたと思うんです。この絵には、人を奮い立たせるような力強さがありますよね。僕自身、北斎の『冨嶽三十六景』の中でも一番好きな作品です...

    映画では、北斎が生きた時代の二つの改革(寛政の改革、天保の改革)における出版統制も描かれています。映画の予告編のナレーションでは「自由な表現が禁じられた時代」という説明が。 *映画の時代背景について紹介したこちらの記事もご参照ください。 映画「HOKUSAI」公開目前! 北斎はどんな時代を生きていた?(「北斎今昔」編集部/2021.05.10) ——悩み、もがき続ける北斎の姿からは、社会の生きづらさのようなものも透けて見えます。長年、映画やドラマのお仕事に携わっていらっしゃる中で、この時代と共通する表現上の不自由さのようなものは感じていらっしゃいますか? 「『自由な表現』という観点からすれば、北斎の生きた時代に比べて、いまの日本は非常に大らかだと思います。江戸時代は、非常に厳しい規制が布かれ...

    映画「HOKUSAI」の劇中に登場する肉筆浮世絵は現存作品のコピーではなく、今回の撮影のために実際に画家の方が筆で描いたもの。また浮世絵版画はアダチ版画研究所の復刻版を使用し、同所の職人も出演しています。 ——新しい北斎像を創造する一方で、絵画制作のシーンはリアリティを追究されていたように思いました。 「日本の伝統的な絵画の制作過程って、あまり動きがなくて、映像にするには正直地味なんですよ……。だからこそ中途半端な演出を加えるより、リアルな描写に徹しようと。代わりに筆の持ち方などで、それぞれの絵師の個性を出すような工夫をしています。 歌麿は長い筆を手首で操るように持って、写楽は眼が悪かったという設定で画面に食いつくような描き方をしています。監修に入っていただいた東京藝術大学の向井大祐さんには...

    ——映画は4章の構成になっています。作品を通じて北斎の性格にも変化が見られ、章ごとに北斎を取り巻く人物や環境も変わるので、観る人によって北斎の印象がだいぶ異なると思います。自分なりの北斎像を持っている浮世絵ファンも、新たな北斎の一面に出会える作品ではないでしょうか。 「僕自身最後まで、北斎の人物像を掴みきれずにいたのが、キャラクターのゆらぎを生んでいるとも思います。が、いい意味で理解しづらい、安直な共感をつっぱねるようなアウトローとして描きたかったところもあるんです。この映画は、企画当初から内容も規模もかなり変わっているんですが、北斎の生涯を時系列に描くことになったときに、人の一生を春夏秋冬になぞらえた構成にしたいと思いました。 生命力にあふれた春から夏が柳楽優弥さんの北斎で、徐々に葉を落と...

    ——監督は、今後どんな作品を撮りたいと思っていらっしゃいますか? 「基本的にどんなジャンルでも面白がって撮れる人間なんですが、今度念願のホラー映画を撮ることになりまして、6月に撮影があります。あとはそうですね、僕自身、浮世絵の中でも月岡芳年の無残絵みたいなものに惹かれるんですけれど、いつか血みどろの残忍な描写の中にある美学みたいなものを映像で探ってみたくて。 一時期、地獄を描いた作品を撮ってみたいと思っていたんです。僕は新潟出身なんですが、新潟県の柏崎市に、閻魔さんが御本尊の御堂があって、内部に地獄絵図が展開しているんです。あれって、まさに映画館の役割を果たしていたんじゃないかと。 死によって機械の電源が切れるみたいにプツンと人生が終わるのではなくて、人間ってどこかで、その先があって欲しいっ...

  3. 1968年1月17日 略歴 新潟出身助監督として澤井信一郎監督,降旗康男監督などの文芸作品に携わる97年tvドラマ御宿かわせみで監督デビュー刑事ドラマや時代劇を多数手がける02年新仁義なき戦い 謀殺」で劇場映画監督デビューを果たす。

  4. 監督橋本一が携わった映画18作品を紹介。「仁義なき幕末 -龍馬死闘篇-(2023年3月25日()公開)」の監督。「グランギニョール(2022年10月28日()公開)」の監督

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    人物. 新潟県 出身。. 新潟明訓高校 出身。. 日本大学藝術学部 映画学科 卒業後、 1990年 東映入社。. 京都撮影所 に配属され、『 御宿かわせみ 』( 沢口靖子 版)にて監督デビュー。. 以降、東映の 社員 監督として 時代劇 、 現代劇 、 任侠映画 、 スーパー ...

  6. 橋本一のプロフィール出演作品監督作品関連ニュースなどの情報をチェックすることができますFilmarks(フィルマークス)115665作品1億7619万件以上の映画レビュー(感想評価)数を誇る映画ドラマアニメの情報サービスです